2022年の「アークライト・ゲーム賞」が「2022年7月16日」に公式ツイッターにて発表されました。

 

「アークライト・ゲーム賞」は、「ゲームマーケットで発表される優れたゲームを、アークライトが商品化を前提に評価する賞」です。

ゲーム制作者が特別な登録をする必要はなく、アークライト社が独自に選考を行い、結果発表となります。

 

今回、対象となるボードゲームは、「2021年秋」と「2022年春」のゲームマーケットで発表されたものになります。

 

今年選ばれた作品数は

「最優秀賞 1作品」※原則として発表から1年以内に商品化
「優秀賞 3作品」
「佳作 10作品」

の全部で14作品となりました。

選考の基準については下記の通りです。

 


●アークライト・ゲーム賞 選考基準

「アークライトのボードゲーム制作部門スタッフが、この作品を商品化したい!、と強く心を動かされたもの」

・面白い体験ができるゲーム
・何度もくり返し遊びたくなるゲーム
・人に紹介したくなるゲーム
・周囲の人が思わず遊びたくなるゲーム
・普遍性があるゲーム
・時流に合っているゲーム


 

上記の基準は、1つのゲームですべてを満たさなければならないわけではなく、複数の基準で優れている作品だったり、1つの基準で飛び抜けて優れている作品などが選ばれることもあります。

それでは「アークライト・ゲーム賞」の受賞作品を紹介します。

最優秀賞

ミリメモリー(とどのつまり)

普段目にしている○○の長さをズレの少ないように当てていくゲームです。

ズレた分はそのまま自分のポイントからマイナスされます。

誰よりもズレの少ないように当て続け、ゲームに勝利しよう!

優秀賞(3作品)

タルカ(オーヤマゲーム)

逆さま言葉かるた「タルカ」は、ほぼ普通の「かるた」のルール。

ただし、読み札の言葉が逆さまになっています。「パンダが、ダンパ」みたいに。(笑)

プラネピタ(planepita)(SzpiLAB)

惑星を巡る宇宙人たちの陣取りゲームです。

4つのコマを順番に指で弾いて、惑星にどれだけ自分のコマをおけるか競います。

間違いさがし開発課(ボドゲイム)

紙(イラストシート)に対してペンを使って「間違いさがし」を自分でつくり、参加プレイヤー同士でお互いの「間違いさがし」に対して「間違い」を探し合うゲームです。

佳作(10作品)

大きなかぶ(ASOBONA)

一見簡単そうなゲーム。でも、そこにバッティング要素やブラフ要素などが紛れ込んでいるので、かわいい見た目に騙されてしまいますが、実は大人にこそ遊んでほしい騙し合いのゲームでもあります。

ゴールデンアニマル(新ボードゲーム党)

3つのエリアに持ち金を分配して全員同時に公開!3つのエリアで同時に競りが行われる!

お金を増やすか?得点を稼ぐか?

サーオボロス(倦怠期)

オークションをしながら得点となる知財の発展も行う競りゲームです。

チキンドミノ(よっけ亭)

ドミノを並べるもしくはパスをするの2つだけ。

チャレンジしたいけど、これ以上並べ直してしまうと倒れなくなりそう。でも、今パスをしてしまうと相手にチャレンジ成功されちゃいそう、ジレンマがしっかりある作品。

ドミノ倒しが成功しても、失敗しても盛り上がる、そんなゲームになっています。

ナナカードゲーム(Mob+)

「同じ数字のカードを3枚当てる」ことを目指すゲーム。

「とてもシンプルなルール」なのに「推理思考が楽しめる」のがナナの面白い点となっています。

HACHI TRAIN(ハチトレイン)(A team)

手札を持っている最後の一人にならないように、手札の出し切りを目指します。

同じ数字の車両カードは隣り合っていれば何枚でも一度に出せます。

組み合わせを考えながらカードを出し切りましょう。

HacKClaD(ハッククラッド)(遊陽ゲームズ)

荒廃した世界で怪物と戦い名声を競う「デッキ構築型戦略ストラテジーゲーム」です。

都市を守る魔女の1人であるプレイヤーは、未来に干渉する力で怪物に立ち向かい、戦果を競います。

迷子の夜(KOAXA)

一人で遊べるすごろくゲームです。迷子になったあなたは道を往復しながら家を探します。

運だけでなくアイテムを選ぶローグライクのような戦略性があります

マダハイール(アソビケーションゲームズ)

全員が同時に自分のカップに出来るだけ多くのお宝を詰め込む前半戦と、全員が同じ種類のお宝を1つずつ捨てていき、捨てることが出来なくなった人から脱落する後半戦に分かれています。

1人のプレイヤーを残し、他のプレイヤーを脱落させたプレイヤーが勝利!2度勝利したプレイヤーがゲームの勝者!

命令文を作る。(オーヤマゲーム)

みんなでカードを出し合って、命令文を完成させた人が、その効果を使うゲームです。

早く手札を無くした人から勝ち抜けしていきます。

時々、変な命令文ができることもあり、爆笑しちゃうかも。

 


※⇒アークライト・ゲーム賞2021 公式ページへ

※私のX(旧ツイッター)では、ボードゲームの予約&通販情報や最新情報を毎日発信しています。ボードゲームが好きな方は、ぜひフォローよろしくお願いいたします。(Xにログインしてご覧ください)
こちら⇒twitter.com/KenJboardgame