2023年5月22日、ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)3部門のノミネート作品各3作品、合計9作品のボードゲームと、「ロングリスト(ノミネート作品が選ばれる前段階のリストのこと)」「特別賞」が発表されました。

 

ドイツ年間ゲーム大賞は・・・

「年間ゲーム大賞(赤ポーン)」
「年間エキスパートゲーム大賞(黒ポーン)」
「年間キッズゲーム大賞(青ポーン)」

の3つの部門にわかれています。

 

そして、それぞれ3つのタイトルがノミネート作品として決定、さらに後日(7月16日)それぞれの大賞が選ばれます。

各賞にノミネートされた作品「全9作品」と「推薦リスト作品」「特別賞 作品」は下記より紹介します。

ドイツ年間ゲーム大賞 ノミネート作品

※赤ポーンの「年間ゲーム大賞」は、ドイツ年間ゲーム大賞のメインとなる賞。比較的ルールも難しくないものが選ばれる傾向にある。

ドーフロマンティック・ボードゲーム(Dorfromantik Das Brettspiel)

コンピューターゲームを元にしたタイル配置の協力ゲームです。

※2023年夏に「テンデイズゲームズ」より日本語版の発売が予定されています。

・プレイ人数:1~6人
・対象年齢:8歳以上
・プレイ時間:30~60分
・ゲームデザイン:ミヒャエル・パルム&ルカス・ツァッハ
・イラスト:パウル・リーベ

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ファンファクト(Fun Facts)

プレイヤーが答えた数字を並べる協力ゲーム。

※日本語版は発売されていません。

・プレイ人数:4~8人
・プレイ時間:約30分
・対象年齢:8歳以上
・ゲームデザイン:K.ラップ

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ネクストステーション・ロンドン(Next Station London)

ロンドン地下鉄をつなげるフリップ&ライトゲーム。

※日本語版は発売されていません。

・プレイ人数:1~4人用
・対象年齢:8歳以上、
・プレイ時間:25~30分
・ゲームデザイン:マシュー・ダンスタン
・イラスト:マクシム・モリン

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【推薦リスト作品】
(日=日本語版あり、訳=和訳ルール付きで流通、日本流通が無いor分からないものは記載なし)

・アクロポリス (日)、・ヒットスター、クズーカ、・マンティス、・QE (日)、・シーソルト&ペーパー、・ザッツノットアハット

年間エキスパートゲーム大賞 ノミネート作品

黒ポーンの「年間エキスパートゲーム大賞」は、ボードゲーム経験者向きのものが選ばれる傾向にあります。

チャレンジャーズ!(Challengers!)

1対1対戦を同時に繰り広げるTCG風ゲーム。

※日本語版は発売されていません。

・プレイ人数:1~8人用
・対象年齢:8歳以上
・プレイ時間:45分
・ゲームデザイン:ヨハネス・クレンナー&マルクス・スラヴィチェック/
・イラスト:ジェフ・ハーヴェイ

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IKI (粋/江戸職人物語)

江戸職人をテーマにした日本人作品。日本にて発表され、それが海外でアートワークなど一新された海外版として流通し、ノミネートとなりました。

※日本版が発売されています。また、2023年秋に「グループSNE」より日本語版の発売が予定されています。

・プレイ人数:2~4人
・プレイ時間:60~90分
・対象年齢:14歳以上
・ゲームデザイン&イラスト:山田空太
・イラスト:ドミイ&デビッド・シットボン

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プラネット・アンノウン(Planet Unknown)

未知の惑星をポリオミノタイルで開拓するゲーム。

※2023年に「Engames」より日本語版が発売予定となっています。

・プレイ人数:1~6人用
・対象年齢:10歳以上
・プレイ時間:60~80分
・ゲームデザイン:ライアン・ランバート&アダム・レーベルグ
・イラスト:ヨマ

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【推薦リスト作品】
(日=日本語版あり、訳=和訳ルール付きで流通、日本流通が無いor分からないものは記載なし)

・暗黒評議会、・マインドバグ

年間キッズゲーム大賞 ノミネート作品

青ポーンの「年間キッズゲーム」は、その名の通り、子供向けのボードゲームが選ばれます。

キャルラ・キャラメル(Carla Caramel)

子どもたちにアイスを配る協力ゲーム。

※日本語版は発売されていません。

・プレイ人数:1~6人用
・対象年齢:4歳以上
・プレイ時間:10~25分
・ゲームデザイン:サラ・ザジアン
・イラスト:アポリン・エティエンヌ

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ギガモン(Gigamon)

ペアを見つけると能力が発動する神経衰弱ゲーム。

※日本語版は発売されていません。

・プレイ人数:2~4人用
・対象年齢:5歳以上
・プレイ時間:15分
・ゲームデザイン:ヨハン・ルーセル&カリン・アウィダード
・イラスト:マリアンヌ・ボヌテレ

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ミステリウム・キッズ(Mysterium Kids)

付属のタンバリンを鳴らして宝のありかを伝えるゲーム。

※日本語版は発売されていません。

・プレイ人数:2~6人用
・対象年齢:6歳以上
・プレイ時間:21分
・ゲームデザイン:アントニン・ボカラ&イブス・ヒルシュフェルト
・イラスト:オリバー・ダンシン

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【推薦リスト作品】
(日=日本語版あり、訳=和訳ルール付きで流通、日本流通が無いor分からないものは記載なし)

・ドウザミノ、・だいぼうけんにでかけよう(日)、・ルッチ・フルッチ

特別賞

●アンロック!ゲームアドベンチャー

●アンロック!キッズ探偵物語


 

さて、2023年の各部門の大賞はどれになるのでしょうか?

予想しながら発表まで待ちましょう!

Spiel des Jahres e.V.: Die Nominierten 2023

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