KenJ(ケンジェイ)です。

ここでは、不思議な世界を飛行船で旅をしてお宝を獲得していくボードゲーム「セレスティア日本語版」のゲーム内容と、実際にプレイしてのレビュー・評価を紹介します。

セレスティアってどんなゲーム?

ガリバーが求めていた不思議ワールド「セレスティア」。

プレイヤーは、セレスティアの世界を1つの飛行船で移動し、都市から都市へと移動して、お宝を獲得するために旅をします。

※下記は6人で遊ぶ時のセットアップの状態です。一列にならんだ楕円形のタイルが都市タイル。その横のカードがお宝カードです。

 

飛行船に乗り込むプレイターたちは、代わる代わる船長を努めます。

船長はまずダイスを振ります。

このダイスには、4種類の障害・トラブルのマークが一面ずつ、障害が起こらない白い面が2面あります。

 

ダイスを降ってでたトラブルを、船長のもつ手札で解決することができるのか、他の船員たちは予想します。

船長の左隣のプレイヤーから、船長に付いていき次も街まで行くのか、またここで降りてお宝カードを獲得するのかを宣言していきます。

セレスティアの都市は、先へ進めば進むほど、価値の高いお宝を獲得できるのです

 

そして、船員たちは自分の手札で船長を助けることもできます。

また、船員たちは、他の船員を手札で邪魔することも・・・。

 

※左から4枚が、ダイスの障害・トラブルを回避できる手札のカード。一番右のカードがオールマイティなカードで、4つの障害カードのどれでも、代わりとして使えます。

 

※特殊効果のカード4枚。

一番左から、「墜落してもその都市のお宝を貰えるカード」「白い出目のダイスを振り直させる邪魔カード」「ダイスを振り直すことができるお助けカード」「誰か一人を指名して、無理やり今いる都市に降ろさせる邪魔カード」

 

船員たちが、進むか、降りるかを決断した後、船長がトラブルを解決するためにカードを出します。

解決できれば次の都市へと進みます。

解決できなければ、飛空船が墜落となり、スタートの街まで戻されてしまいます

ちなみに、船長プレイヤーは船を降りることはできません。

 

飛空船が次の都市へ進むか、墜落したら、船長は左隣のプレイヤーが担当します。船長役は時計回りに移動してくわけです。

もし、船長が一人になってしまっても、さらに進み続けることもできますし、船を降りてお宝を獲得することもできます。

 

遠くに進めば進むほど、価値の高いお宝が取れる、ただ墜落したら貰えない。

船長を信じるのか、それとも確実にお宝を獲得するために船を降りるのか!

船長の顔色を伺いながら、また他のプレイヤーの選択も考えながら、進むか降りるかが悩ましくも楽しいボードゲームです。

ダイス運や、手札をどう使っていくかなどの戦略もありながら、セレスティアの世界でたくさんのお宝を獲得して、規定の合計点数のお宝を獲得した人が勝利となります。

セット内容

飛行船×1個
冒険者コマ×6個
冒険者タイル×6枚
空中都市タイル×9枚
イベントダイス×4個
ルールブック×1冊
宝物カード×78枚
装備品カード×68枚
ターボカード×8枚
パワーカード×8枚

プレイ人数・対象年齢・プレイ時間など

【プレイ人数】2~6人
【プレイ時間】30分
【対象年齢】8歳以上
【難易度】★★☆☆☆
ゲームデザイン:Aaron Weissblum

KenJのレビュー!セレスティアの評価は?

【評価10段階:★★★★★★★★★☆(星9)】

 

船長役がダイスを振り、そのダイスで出た災難・困難を船長が解決できるかを、左どなりから順番に考えて、船長に付いていくのか!降りるのか!

船長の顔色、困難を解決できる手札の枚数、また今まで船長が出してきた手札、なども参考にしながら、降りるのかを決めるのは悩ましくも面白い。

 

船長の左どなりから順番に「進むか・降りるか」を決めていくので、最後に決める人が全員の動向を参考に決められます。

私は記憶がダメダメなので、誰がどのカードを出したから、もう出したカードはないかな、などの戦略は無理でしたが、記憶力のある姪っ子はその辺、凄かったですね。

※ただ、私が実際にプレイした時は、「船長の左どなりから順番に、進むか・降りるかを決めていく」というルールはあまり守られることはありませんでした。

みんな「進む」「降りる」と順番関係なく発言してしまうことが多かったですね。

みんなが楽しめればいいので、それが悪いわけではないですが「順番に決める」というルールを守るのと守らないのとでは、駆け引きやプレイ感が変わると思います。

船員は、船長を自分の手札で助けることができるため、後手に「進む・降りる」を発言する人の方が、他の船員の決断を参考にするだけでなく、他の船員が船長を助けるカードを出してくれれば、それも参考に進むか降りるかを決めることができるので、さらに有利になる場面があるんですね。

ですので、私としては、順番に「進む・降りる」を発言するルールを守ってプレイするほうが好きですね。

 

先の都市へと進むほどお宝(勝利点)はたくさん取れる可能性が高いけど、そのお宝もカードでランダム性があるので、どれだけ良い点がとれるかは分からない。

でも、先へ進むほどより失敗したくないので、進むか・降りるかのジレンマが熱くなり、自分だけ先の都市へと進んで高得点を取れた時は気持ちいい!

船長役になっても、解決できるようなフリをするなどブラフをかけてもいいでしょう。全員を墜落へと巻き込むという戦略もできます(笑)

 

立体的な飛行船もいいですね。

分かりやすいルールと、みんなで楽しく盛り上がれるファミリーゲーム・パーテゲームとしておすすめ!

セレスティアは、KenJの大好きなボードゲームの1つです!

できれば専用プレイマットで遊んでほしい!

セレスティアには、専用の「プレイマット」が販売されてます。

ラバー製で、結構大きいサイズなんですが、セレステイアの都市や、カードが置く場所が書かれています。(都市タイルは必要なくなります)

 

ただ、一番、セレスティアの専用プレイマットを私がおすすめする理由は・・・

 

・セレスティアのアートワークが、プレイマットいっぱいに描かれている点!

 

通常は都市タイルを並べてプレイしますが、それより専用のプレイマットでセレスティアを遊んだほうが、セレスティアの素敵な世界へプレイヤーを引き込んでくれます。

専用のプレイマットが、テーブルいっぱいにセレスティアの世界を広げてくれるんですね。

プレイマット1つだけで、かなり雰囲気とプレイ感が変わります!

実際に姪っ子と家族とで遊んだときも、ゲームの面白さはもちろん評判でしたが「このプレイマットもいいね」とみんなが言っていました。

 

※セレスティアのアートワークがテーブルいっぱいに広がり、とてもキレイです。

 

ただ、残念な点が1つ。

セレスティアのプレイマットは、ほとんど日本では流通していません。

私はヤフオクで出品されていたのを購入したので(4,000円ぐらい)、ヤフオクなら手に入るかもしれません。

セレスティアをプレイしてみて、もし気に入ったら、プレイマットの購入も検討してみてはいかがでしょうか?